兄はADHD☆年の差兄弟子育て日記☆

7歳差の男の子兄弟の育児日記です。

WISC検査結果

チャビ太の検査結果は

郵送で1週間後に送られてきました。

 

内容はほぼ当日にお話を聞いたものでしたが、

具体的な数値などが記されていました。

 

「WISC-Ⅳ知能検査」

 

言語理解(VCI)・・・121

 

知覚推理(PRI)・・・95

 

ワーキングメモリー(WMI)・・・94

 

処理速度(PSI)・・・94

 

全検査(FSIQ)・・・103

 

「認知機能テスト」

(計画性の課題)・・・平均的

(抑制力の課題)・・・平均と標準域を下回る

 

 

IQの平均が100で90~105の間が平均だったかな?

まぁ平均の中にはいるので、数値的には平均の中にはいるという分類のようです。

 

 

チャビ太は

言語理解領域というが121と高いそうです。

(東大レベルですよと言われ、チャビ夫がググりだす)

ただ

他は94あたりと知的能力にアンバランスがあるそうで、

このアンバランスがチャビ太のややこしやの原因のようです。

 

 

「形の認識」のような純粋な視覚認知は不得意で、

音や身体で覚えるというような方法がオススメとのこと。

 

そして、

認知機能テストの「抑制力の課題」は標準を下回ったそうで、

干渉刺激が増えるととたんにやりにくくなる。と。

 

 

「複数の作業を同時にやりなさい」

がとても苦手で、

 

「複数の作業を同時にできない」

「できない自分」

「自信がなくなる」

となるそうです。

 

ので、

複数の事を同時に行わず、

しっかり1つのことを終わらせる。

 

複雑なものはシンプルに整理して提示する。

 

 

検査の様子から、

「視覚刺激」に対して反応しやすい傾向があるそうです。

 

いろんな目からの刺激で落ち着きがなく、

集中できない。

 

このタイプの子は一番前の席の廊下側。

隣におせっかいな子が廊下の方に座ってくれると尚可。

だそうです。

 

このことを担任の先生にお願いすると、

「あいにくうちのクラスにおせっかいをしてれるタイプの子がいませんで…」

と言われました(笑)

うそつけーーー。女子~ずはみんなしっかりしたいい子のはずー。

 

「視覚刺激がある」「複数の作業を同時にが苦手」はすごく納得で。

あれやこれやと思い当たることが。

(お仕度遅いって怒られるのもこのあたりが理由ですね。)

 

ADHD

不注意(集中力のなさ)、多動性(落ち着きのなさ)

のもろもろの原因のような気がします。

 

来ていただいた先生に言わせれば、

検査結果だけみれば、よくいるやんちゃな男の子の特徴で

なんで検査必要?って思うんだけどって言いたいくらい

とおっしゃってくれました。

 

授業中うろうろして何が悪いねんくらい思うけど。

と、

ぼそっとおっしゃってくれました(笑)

 

でも、

出来ないことばかりにフォーカスするのでなく、

今回言語面が得意ということがわかったので、

そこを伸ばしてあげることを考えてあげてね。と。

 

ただ、

反対の言い方をすると、

地頭力はいいと。

でもそれでカバーできるのは小学生の中学年くらいまで。

高学年になると、やっぱり地道に勉強しないとついていけなくなるので、それまでにどうもっていってあげるかだよねーと。

 

私が一番気になっている点です。

 

チャビ太は妙に自信家のところもあります。

口だけは達者なので、

出来ないことの理由付けだけは上手です。

 

本来のめんどくさがりで、運動も苦手なところは

今はカバーできても、そんなのは続きません。

 

そこでまたプライドが大きく傷つき

自尊心の低下につながってしまうんじゃないか。

それが思春期に起こる一番の懸念点です。

 

だから

今のうちに出来ることはなんでもしてあげたいんです。

 

きっと、

「うちの子は大丈夫です」といってしまえば、

授業中うろうろしているのもほっといて下さい

と言ってしまえば、

学校は何も言わず、

チャビ太を見守るという形になると思います。

 

でもそれは私は嫌なんです。

 

特別教室へ通うのがかわいそうだ、

薬を飲ますなんてそんなこと。

 

そんな風にも最初は思ったことですが、

それって周りの目を気にした親の勝手な思いだなと。

 

「チャビ太が少しでも楽に暮らしていけるように」

やれることはなんでもしてあげたいんです。

 

 

今回のWISC検査で

目の前の霧が晴れて、きれいな青空の向こうからもくもくと雨雲が見えるような

そんな感じ?(どんなだ)

 

いろんなことがわかって、たくさんの課題もみえて。

 

検査自体は「やってよかった」

でした。