兄はADHD☆年の差兄弟子育て日記☆

7歳差の男の子兄弟の育児日記です。

うちの子の発達って大丈夫ですか?

長男チャビ太、

早生まれだし、マイペースだから・・・

出来ないことが多いこと、

マイペースという名の我の強さ。

 

 そこまで気にならなかったんです。

というよりも初めての子育てでよくわからない。

 

周りのママさん達に聞いても、「大丈夫だよ~」と。

 

保育園に通っていたころまでは、

本当に手のかからない子でした。

 

妊娠中も出産時も大きなトラブルもなく、

順調に成長してくれました。

 

最初は何でもよく食べ、おっとりしていたので、

買い物などに行っても、ほしいと駄々をこねても、

話せばわかってくれるし、

公園などでも、怖がりだったので、

さらっと遊んで帰ろうと言うと、ちゃんと言うことを聞いてくれて、

楽しいだけの育児でした。

 

 

幼稚園に入ってから、

おや?と思う事が増えてきました。

 

でも

早生まれのお話に書いたように、

幼稚園での生活で出来ない事は、「3月生まれのせい」

信じて疑わなかったんです。

 

だって、

あんなに聞き分けのいい子。

 

偏食だけど、鼓笛隊、全然やらないけど、それもうちの子の個性だし。

お仕度遅くって、先生にいっぱい助けてもらってても、

先生は「チャビ太くん、ほんとにおもしろい~大好き~」

って(笑)

 

何か問題があると先生に言われると思ってたんです。

「チャビ太くん、ちょっと気になります…」みたいなの。

まぁ、先生ってそんなこと言わないですね。

 

お友達とも仲良くしていたし、そこまで気にしていませんでした。

 

 

小学生になると

たくさんの準備や、やる事が増えてきて、

みんなに合わせることが必要になっていきます。

 

何度教えても、自分でお仕度できないなぁと感じてきます。

でも早生まれだし、そのうち出来るのかなと。

 

1年生のころは、

とてもしっかりした学年主任の先生のクラスでした。

 

そして、

クラスでの様子を聞くと、

おやおやおや??

と思うことが盛りだくさんになってきます。

 

・クラスで、じっと座っていられなく、廊下に出ることがあります。

・帰りたいと学校を出て行こうとしたことが、一度あります。

・月曜日の朝礼が苦手で、月曜日の朝はなかなか学校に入りません。

・お仕度がなかなか出来ず、補助が必要な時があります。

・大きな音を嫌がります。

 

え?やばくない??

と、ここでやっと思います。

 

でも、ここでも

「ちょっと・・・」

みたいな話が出るわけでもなく、

「見守っていきましょう」と言われるんです。

 

「見守る」=マイペースだけど大丈夫

 

と私の中で変換してたんです。

 大丈夫と思いたかったんです。

 

そして、

1年生の夏から私は不妊治療を再開して、

10月には妊娠したので、

余裕もなく、もっと大丈夫だと思いたかったのもあります。

 

2年生になって、

またクラス替えと新しい先生になりました。

 

この先生が特別教室にいた経験のある先生で、

僕に任せてください!!熱血!!!

みたいな先生でした。

 

妊娠中で、夏には次男チャビ次郎を産んだ私。

もう先生に任せておけば大丈夫だろう、経験者だし~と。

 

 

が、

2年生の1学期がチャビ太一番大荒れの時期で、

先生からしょっちゅう電話がかかってきました。

 

・授業中集中できなく、廊下に出たいと言います。

・帰りたいと学校を出て行こうとして大変でした(2回目)

・授業のノートを一切取りません。

・お仕度はできませんよね~。

などなど・・・

 

保護者会で

クラスの様子をスライドで見せてもらった時に、

楽しそうなクラス写真にチャビ太がうつってないスライドがあり、

あれ?休んでないのに。

と先生に聞いてみると

 

「あ、その日は近くの保育園の子達を迎える会だったのですが、

 作成した作品をあげたくないと言い出し、

 それから気分がのらなくなって、一度廊下にいたんです~」と。

 

同じものをクラスの子が作ってあげると言うと、

気持ちも持ち直したようですが、

物への執着がそんなに出るんだと、聞いたときびっくりしました。

 

学校の様子を一切話さないので、

小学校での様子を聞くのがもうショックで。

 

2年生の年は、チャビ夫に相談する時も

こんなんだったんだってと、泣きながらチャビ夫に話すことも増えました。

 妊婦がワンワン泣きながら話すので、

チャビ夫も大変だっただろうなと今は思います。

当時はもういっぱいいっぱいで。

 

妊娠中、出産後は私自身が余裕もなく、

支援級経験者の先生が「見守りましょう」

のスタンスだったので、

 

「うちの子って、変ですか?障害とかですか?」

 

って聞きたくても、聞けなかったんです。

一番はショックを受けたくないって気持ちが強かったです。

 

3学期になると、

先生から「すごく頑張ってます~1学期はどうなるかと思ってたんですけど~」

と言われだしました。

 支援級経験者の先生が頑張ってるって言ってるから

大丈夫なのか?と一瞬思うのですが、

相変わらずな息子。

 

3学期になると、チャビ次郎の子育てにも余裕が出だし、

チャビ太の事に目を向けれるようになり、

頑張ってると言われてるけど、

まだまだ出来てない事が気になっていました。

 

 

3年生でもクラス替えがあり、

1クラスが減り、

25人くらいから40人くらいになりました。

 

先生は熱血からベテランのおばさま先生になりました。

 

もうここまで人数が増えると、

絶対先生はチャビ太に手がまわらないだろうなと思っていました。

 

4月の家庭訪問で、

今年は絶対に踏み込んだ話をしようと私の中で決めていました。

 

案の定、

授業中じっとできず、ノートも取れない。

お仕度が遅いので、スタートが遅く授業についていけない。

でもテストになると出来る。

 

もう間違いなく「発達障害」だと思ったので、

 

「うちの子、かわってますよね?」

 

とまず聞いてみました。

(なんて聞けばよいかわからず、障害というと生々しいなと…)

 

先生は

「ん~すごく個性的ですよね」

と、ここでも、絶対にそうだとか、検査へなんて言いません。

 

今回はそうですか…と言わず、

「ちょっと気になることも多いので、

まずはスクールカウンセラーの先生にも相談したい」

 

と、お願いしてみました。

「そうですか…」

という感じでしたが、 

スクールカウンセラーの先生へ連絡してくれました。

 

 

いざスクールカウンセラーの先生とのお話へ。

 

 

今年から新しく赴任されたカウンセラーの先生は

ザ・カウンセラーの先生という感じの、

心地の良い話し方をする男の先生でした。

 

担任の先生が様子を見てくださいと話しをしてくださっていたので、

チャビ太の授業中の様子をみてくださっていて、

 

「やはり自分の興味のないことには集中できないようですね」

と。

 

チャビ太くんの感じだと、

やはり自分のペースがあって、

1対1のほうがいい時もありますね。

週に1度でも支援級へ行ったりすると、

他の時間も落ち着いて授業を受けれるかもしれませんね。

と言われました。

 

私は

「3年生になり、いろいろと動き出したい。

見守るのではなく、なにか問題があるのかなど

調べる必要があるのなら、積極的にやっていきたいです。」

とお伝えしました。

 

「3年生から動き出すのは、すごくいいタイミングですよ」

とおっしゃっていただき、

(いつでもいいタイミングと言われそうですが(笑) 

 

「今年から、支援級に行くのに、

発達の診断書が必要になったんですよ。

お母さんがそうおっしゃるなら、

さっそく病院をご紹介してもいいですか?」

と。

 

ぜひぜひと

発達診断の出来る病院のリストをもらいました。

ずらずら~とありましたが、

先生が調べてくれた評判の良い病院なども聞き

早速電話をしてみることに。

 

カウンセラーの先生から診断を受けたい人がたくさんで

予約がなかなか取れないかもと

聞いていたのですが、

まずとても有名な近くの病院へ連絡してみると

今で最短で8月と言われました。

 

近場の病院をどんどんかけてみようと思った

2ヵ所目で「来週空いてますよ~」と。

 

小さな町医者という感じの小児科でしたが、

早速予約を。

 

さてさて、

本人になんて説明しようかな…と。

 

カウンセラーの先生にも

「病院へ行くことを本人になんて言えばいいですかね?」

と聞くと、

うそは言わず、

「風邪をひいたら内科に行くように、ちょっと調べてみない?」

みたいに言ってみてください。

と。

 

なんて言えばいいか…

けっこう悩んだのですが、検査の日は月曜日で

お休みさせて行くことになったので、

 

「チャビ太、学校でやる気がでなかったり、するでしょ?

 あれ、なんでかなぁ?って。

やる気スイッチどうやったら入れれるかとか、調べたりしてみたいんだけど、

 月曜日お休みして、病院へ行かない?」

と聞くと、

 

「え?注射とかあるの?」

 

「ないよ、お話とかするだけ」

 

「じゃ、いいよ。月曜休める~」

 

と。意外とすんなり受け入れてくれました。

 

張り切っていざ病院へ!!